データ解析コンペの効用

日本マーケティングサイエンス学会のWebページ見ていたら、今月後半と来月にデータ解析コンペティションの報告会があるようです。
会場のキャパは限られているようですが、お時間あるかたは発表を聴きに足を運んでみるのもよいかもしれません。


僕も学生時代はこのコンペにお世話になっていて、学生の身分ではなかなか触れないPOSデータ、ID−POSデータ、クレジットカードデータを分析する機会を得ていました。
僕はマーケティングを専攻しているわけではなかったので、どうしてもマーケティングインプリケーションに繋げる研究をすることは難しかった記憶があります。


でも、大規模なデータをハンドリングしてデータ構造を掴んだり、「こんなことはマーケティング上意義があるんじゃないかな?」と想像したり、違う分野のモデルを活用できないか腐心したりと、とても良い経験を得ました。結果的にその経験は就職してから、直接的に、間接的に生きていると思います。


時間があるうちに興味をもって、じっくりとデータと向き合う機会を得ることはデータアナリストを目指す人(結果的にデータアナリストになる人、でもいいのですが)には重要かもしれません。
扱うデータは何でもいいと思いますが、やはり仮想データではない実務に近いデータというのは、取り組みがいがあると思います。


このコンペに限らず、野村総研さんとかも似たような企画インサイトシグナルを提供していた?)をやっています。こういう企画がもっと増えるとよいですね。


今日はここまで。