ハーバードビジネスレビュー2012年10月号「グローバル英語力」


最近はHBRを読んでいなかったのですが「グローバル英語力」ということで手に取ってみました。
僕自身はほとんど英語を使う仕事はしておらず、文献渉猟や情報収集ぐらいに使う程度です。
とはいえ、スゴく稀にある英語会議などでは孤立感を味わうわけですが・・・。


ここ数年、国内の市場調査業界の動向も大きく変わり、案件がアジア圏を中心に広がっているのを肌で感じます。
当然、共通言語になる英語の重要性は言うまでもない訳です。
まさにパスポートな感じで、僕なんかはそのパスポートすら手にしていないといえるでしょう。


今回の特集では楽天の英語公用語化が様々に言及されています。
普通に聞くと「え?」と思ったり、「意味ないじゃん」と思う人もいるわけですが、「今存在する人材を底上げする」という戦略をとる以上はやっぱり強い意志と動機付けは必要なのだと思います。
(動機付けと弱い意志で既に何度も英語学習を挫折している自分には・・・。)


また、多くの特集を通じて語られているんですが、英語はパスポートであり、真に意義のあるコミュニケーションはその先にあるわけですね。
情緒であり、論理であり、文化の理解であり。
そういうレベルが本当の意味で重要なわけで、パスポート入手ぐらいでグズグズしているわけにはいかんなぁ、と痛感した次第です。