震災から一年

今日で震災から一年が経ちました。


あのときは「これからどうなるんだろう」という不安が立ちこめていましたが、一年の経過は本当に早いものです。
もちろん被災地では、今も不便な生活を強いられていたり、不安を感じる生活を送られているかたもいるわけで、複雑な心境でもあります。


マーケティングリサーチでもパネル形式のデータを収集している人はよく感じるのですが、震災のときのインパクトが様々な判断を困難にしています。
構造が大きく変化したというよりは、読みにくいノイズに近い変動が発生していて、それをどう処理をするかケースバイケースで決定していくわけです。
また、一部消費者の心理に影響を与えているのではないか、と推定されるところもあり、これも様々な意思決定・判断に影響を与えます。
そうしたなかで作業や意思決定をしていると、薄れつつある震災のときの自らの感じた肌感覚が呼び起こされる瞬間があります。


そうしたデータとしての記録は今後も中期、長期トレンドを観測していくなかで感じるのでしょうね。