バリトン・リサイタル
会社の後輩の紹介で、バリトン・リサイタルに行ってきました。
クラシックのコンサートには時々足を運びますが、声楽は実質初めてでした。
しかも、チケットをよく確認すると「A列」。最前列です。
歌手との距離が近い。。。
曲目は全て小曲で構成されていて、初めてでも随分聴きやすいものでした。
始めの曲は軽めで、次第に迫力も、情緒もふんだんになっていく構成。
ロシア語なので何を語っているかはよくわからないのですが、日本語歌詞とつき合せて聴いていくと、表現力に驚かされます。
熱い愛情、悲しみなど、表情・声のバリエーションで豊かに表現されています。
一番スゴイな、と思ったのは、ダイナミクスです。
今回はチャイコフスキーとラフマニノフだったのですが、交響曲ではダイナミックレンジ(ppp〜fff)までが非常に広く表現されています。
おそらく、今回の曲もレンジを広く書かれているのではないかなぁと思います。
(声楽と器楽では違うのかもしれませんが。)
ミハイルさんのマキシマムの表現はスゴイ。
これが、ロシアのff(もしかしたらfffかも)かぁ、と感動しました。
ロシア人の音楽ってこれなのね、と妙に納得。
今夏はオケでロシア物を弾くので参考にしたいです。