水面下を見る
○2013年東京都議選の簡単なデータ分析(311後の日本の政治論壇)
菅原琢先生が今回の都議選をデータに基づいて考察されているブログ記事です。
シンプルなデータですが、現象をとても鮮明に、わかりやすく表現していると感じます。
複数政党による票の奪い合いの状況などは、我々がよく見るマーケティングデータでも類似した現象は見られるのですが、
- 各政党が立てた候補者数という飽和点
- 得票率という連続的な指標と各選挙区の定員数によって発生する当落という2値的な指標の存在
という点が結構違うところで、(特にこの領域に僕は詳しくないので、)背景を色々と思考しながら読むとなかなか飽きないデータであります。
全体の投票率、獲得議席数という結果だけでなく、こうしたデータを知ることで、水面下の現象を理解していくことはどの領域においても重要なのだと痛感します。