ビッグデータを扱うといっても色々ありますよね

○トランスコスモス、CRM分析・コンサルティング専門子会社「トランスコスモス・アナリティクス株式会社」を設立


トラコスさんがCRM分析を主にした新会社を設立、というお話です。
「ダブルファネルマーケティング」と「KPO(Knowledge Process Outsourcing)」の2つが事業のカギのようです。


今回のトラコスさんに限ったことではありませんが、

  1. ビッグデータに対応・活用できる分析力
  2. ソーシャルメディアに対応・活用できるインフラがある

というポイントを既存のリソースに絡めて新規事業を起こすケースが非常に多いです。
ゴールドラッシュさながらです。


と、一概にいっても様々なようです。


ネット広告の最適化などに用いられているデータ解析の領域については、2000年代初期には顕著な存在ではありませんでしたが、データ解析と自動化技術と非常に親和性が高く、むしろこうしたデータ解析がサービスの優位性を高めるために不可欠とも言えるでしょう。


また、自社のネットサービスの効果・効率を最大化するためのデータ解析についても、その効用はかなり大きいと言えるでしょう。
SNSポータルサイト、ショッピングサイト、ソーシャルゲームなどでしょうか。


さらに、「コンサルティング型」の分析&サービスが「ビッグデータへの対応力」を標榜してここ最近登場しています。
この辺りはかなり玉石混交なようで、事業内容のガワをみる限り、果たして事業継続できるだけのコスト構造なのかと首を傾げることもあります。また、そこで描いているサービスのゴールに対して分析力が必須であることが明らかでない場合があります。この場合、コストに対するメリットをいかに示していくのか。
この領域はかなり難しい。
ですが、個人的には非常に注目していますし、自身も取り組んでいきたいと感じています。