ラジオと情熱

芸人さんのラジオとかって、回によって結構いろいろなマジ話が聞けて面白いんですよね。
特に不遇の時代があった芸人さんの言葉って、考えさせられるものが多くて、思わず聴いてしまいます。


僕はバナナマンが特に好きで、彼らがやっている「JUNKバナナムーンGOLD」Podcastをほぼ欠かさず聴いています(本編聴けてないのでにわかファン、といったところでしょうか)。


このPodcastの2012年3月30日の回は、JUNKの総合責任者である池田氏が交代するにあたってバナナマンとJUNKの歴史やラジオの行く末について語っている非常に面白い内容です。
この回は池田氏のラジオに対する思いとか、仕事に対する情熱とか感じられる内容で、演者とスタッフが視聴者にとって面白いコンテンツを作るための努力(?)が垣間見えます。
いや、実に良い回です。


こうした内容を聴いているとなんだか今の自分にとっては身につまされる思いを感じるわけなんですね。
どちらかと言えば(言わなくとも)効率重視で、想定される及第点以上を狙わず、などなどの自分の過去のスタンスとのギャップに果たして「どっちが面白くて、どっちが『良い』のだろうね」と、半ば解が分かっている問いを投げかけている今日この頃。
まぁ、ともかく後ろを振り返るのではなく、前進のための行動をとるのみなんですが。。。


それはさておき、この放送回はラジオ本編とPodcastの関係性についての媒体側としてのジレンマについても触れられています。
過去のビジネスモデルから、様々な変革が試みられている最中だと思うんですけど、面白いコンテンツを作ることと、媒体としての収益性の視点を色々と考えさせてくれます。
この意味でも興味深い内容でした!