ダッシュボード表現と利用者の理解

「ほとんどのダッシュボードは失敗作」eMetrics: Marketing Optimization Summit基調講演レポート


僕らの業界でもマーケティングにおけるPDCAサイクルをサポートする一つに、複数のデータを統合的に表現する「マーケティングダッシュボード」が流行し、根付いている場合があります。
(多くの場合、経営コンサルやシンクタンクが枠組みを作り、各種データサプライヤーがデータを流し込む感じでしょうか。)
ですので、関連が深い話題といえるでしょう。


この記事の見出しはやや本質とずれている気がしていて、単なる統合データを「意思決定の参考となる情報」へ引き上げるには「誰にとって提供する表現で、その人にとってどのような情報が必要で、理解してもらうためにどのような表現が適切か」であるということだと思います。


上記を実現するにはプロダクトアウトの発想では難しく、利用者側の社内構造や意思決定プロセス・基準を理解していくことが必要になるということでしょう。(だから、コンサル・シンクタンクが手を出したわけですが。)


ただこの話の構造はダッシュボード表現に限ったことではないと感じています。
最近同じことを言ってばかりいる気がしますが。。。