家族構成と自殺
Y!トピで記事になっていたので、元リンク読んでみました。
かなりしっかりとした研究調査の印象です。
しかも、縦断研究。サンプルサイズは・・・なんですけど、すばらしい。
2005年までの追跡期間に発生した406件の自殺による死亡(男 290名、女 116名)との関連を男女ごとに調べました。
大体この手のY!トピ記事って、共変量の考慮が甘そうな研究が多いように思うのですが、
統計学的な手法により、年齢や居住地のほか、自殺リスクを高める喫煙や飲酒などの要因を調整しました。
ということで、しっかり考慮されているようです。(その対処法なども見てみたかったのですが、アブストまでした辿れず。)
結果はリンク先を見てのとおりなのですが、
- サポーティンググループとしての家族
- ストレッサーとしての家族
などが仮説として浮き上がってくるような気がします。
かなり興味深い研究です。