自己啓発本との付き合い方

僕は割りと「自己啓発本」を読むほうです。


なんとなく、この手の本を読む人って、

  • 自分に自信がない
  • ストレス耐性が弱い
  • 物事を簡単に解決しようとする

というイメージがありそうです。
まぁ、自分に照らし合わせて、否定はしませんけど(笑


個人的に「何故、自己啓発系の本を読むか」の問いには、「自分の今を知る鏡だから」と答えるでしょう。


心身ともに好調で健全な状態のときは、この手の本を読んでみても、「まぁ、そうだよね」、「当たり前じゃん」とスーっと読み流すことができます。


一方で、なにかイライラしていたり、不調であったりすることも当然あります(人間ですからね)。
そういうときに読むと、立ち止まって考えさせられるページに出くわすことがあります。
多くの場合、そこに書かれていることに不調の直接的・間接的な原因に迫るヒントが隠されていることが多いように思います。


自己啓発本に書いてあることは、多くの場合が「理想的」とされている状態へ導くtipsです。
その「理想的」が、「自身にとって理想的な状態」であるかはまた別なので、一致性を確かめながら読む必要があります。
理想的な状態の一致性が高い本は自身の状態を確認する上での、よい鏡になると僕は思っています。

あとは読みやすいこと。
鏡になりうる本は自己啓発本に限らないのですが、読み返すのに時間がかかると、遅読の僕にはなかなか即効性がありません。
ざーっと、1時間以内に読めることもこの手の本の効用にあると思います。


そういう鏡となる本、なかなか出合うことはありませんが、分野に応じて数冊ストックしておくと便利だと思います。


ただし、自己啓発本ばっかり読んでいると、なんかヘンだと思います。
ずっと鏡を見てる人と、同じですかね。
なので、時々見る、くらいのスタンスがいいのかなぁ、と思います。


今日はここまで。