師匠の存在

ヴィオラを弾き始めて14〜5年経つのですが、本格的にレッスンを受けたのはそのうち5年くらいです。


はじめは大学に入ってから、大学オケのトレーナー(ヴァイオリン奏者)に習っていました。
高校時代に自己流でやっていたクセを徹底的に直す日々でした。


その後、研究とかで忙しくなったことで次第に足は遠のき、それからは全く進歩の無いまま。
ようやく最近になって、新しい師匠についています。
まぁ、師匠といっても、僕より若いのですが(笑)


師匠から指導を受けることで、技術的な面は随分向上してきました。
ハイポジションに苦労していた以前にくらべて、安定した音が出せるようになりました。
最も難関だった、音感についてもゆっくりではありますが是正されつつあります。
的確な指摘を客観的にいただいている成果かなぁ、と思います。


それと師匠につくもう一つの理由は、いわゆる「ピグマリオン効果」です。

ピグマリオン効果ピグマリオンこうか、英: pygmalion effect)とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。なお、教師が期待しないことによって学習者の成績が下がることはゴーレム効果と呼ばれる。(Wikepediaより)

客観的な指導によるものだけではない教育効果がそこにはあるような気がします。
モチベーションの高揚という意味でも師匠につくことの意義はあると僕は考えています。


今日はここまで。