パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ

○パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ


セス・ゴーディンによる1999年発刊の本。
twitter上で以前お薦めされていたので読んでみました。


基本的にはパーミッションマーケティングと土足マーケティングの対比で展開しています。


生活者に個人的にアプローチし、興味を惹き、期待される「パーミッションマーケティング

広告を見るものが何を考えていようが、ずかずかとあがりこむ「土足マーケティング」。


ただし、本書では対比させて描いているものの、二律背反するものでもないとしているところが重要です。
両者の特性を使い分け、パーミッションマーケティングを有効に使うというのが理想像として描かれています。


発刊から10年以上たっており、事例は結構色褪せてきている部分もあるのだが、述べられている本質は変わらないものだな、と思いました。


というより、今のようにソーシャルメディアが展開している今だからこそ、この考え方を「基礎」として持っているべきなのではないかと思います。