ピンとこない

本日は夏に参加していたソーシャルアジェンダラボの振り返りの会でした。


内閣府が企画した社会起業家の支援プロジェクトのリサーチ部分を支援する内容。
8〜9月の1ヶ月間、とある起業家さんのリサーチに関わっていました。
参加した目的は、「マーケティングリサーチャーのスキルが、専門領域以外でどこまで役に立つか知りたかった」のですね。


プロジェクト管理する機会もあり、それはそれで良い経験でした。


でも・・・関わっているときからフツフツと違和感のようなものを感じていました。


で、今日振り返りをしているときにハタと気づいたんですけど、
「俺、あんまり社会貢献とか語れるほど、そこに熱意ないよね」。


今回のプロジェクトに参画して、社会起業のコンセプト進化や市場分析にマーケティングリサーチのスキルが役に立つ可能性は十分に感じました。
これは、どんどんやっていったほうがいい。
リサーチャーも興味があれば、既存の枠組みを脱却して徒手空拳で頭使うよい経験になると思う(特に若手ほど)。


ただ、私の場合、「社会貢献とかを語る自分」にピンとこなかったです。
なんですかね、今回参加して思ったのが、参加者や主催者のトーンと自分の姿勢がちょっと「思ってたたより違かった」。


私は「マーケティングやリサーチ」には興味あるけど、社会貢献とかそういうのは語れない。
とにかく浅いし、そこを興味をもって深めようともあんまり思わない。
社会貢献のテーマが自分にとって関与度が高いものならば、もっと心からコミットできるかもしれないんですが。
一方で「リサーチがどこまで世の中に役に立てるか」は非常に興味があります。
なので、主客が転倒している。
多分、違和感はそこなのかなぁ、と。


ただですね、ある程度高いコミットメントがないと良いリサーチはできない。


リサーチを活用するための基盤整備には貢献したいですが・・・。
なんだか難しいところです。


今日はここまで。