DNP、ADK と脳科学を応用した広告手法を開発する「脳活プロジェクト」を開始

○DNP、ADK と脳科学を応用した広告手法を開発する「脳活プロジェクト」を開始

これでADKさんもニューロマーケティングのサービスラインナップを揃えることになりますね。


先行としては下記、博報堂さんの取り組み。

博報堂:ニューロマーケティングの専門チーム「博報堂ブレイン・ブリッジ・バイオロジー」発足


ニューロマーケティングの話が出ると「既存の調査手法に回答者の『ウソ』が混入しているから〜」という論調が出てきてニューロマーケの可能性に言及するパターンが多いように思います。


果たして、そのストーリーって妥当なのかな、と思うときがあります。


仮に「ウソ」の混入していない回答(反応)が得られたとしても、それが適切なマーケティング施策に生きるかは、ほぼ独立な関係であると思います。


調査結果に100%の信頼をおいてマーケティング施策をとることは稀有です。
様々な意思決定をしていく、ひとつの材料でしょう。
ニューロマーケティングがもたらすのはその材料のひとつの精緻化をうたっているのでしょう。


一方で、その精緻化されたデータと実際に作り上げていく施策との間には大きな隔たりがあります。その間には多くの誤差要因が存在します。
ニューロマーケティングの課題はその隔たりをいかに超えていくかにある気がしてなりません。


それを担うのは、脳科学を理解し、現場のマーケティングを理解し、調査データも理解する学際的な人物なのかなぁと漠然と思います。


今日はここまで。