ロジカルに考えることと問題解決

今週は社内研修で「ロジカルシンキング研修」がありました。


ほぼ一日かけて行う研修で、正直、業務が立て込んでいるときには辛いものがあります。
加えて、数年前に必要に駆られてかなり勉強したこともあり、「あんまり得るものがないかなぁ。まぁ、復習にはなるか」と思っていました。


実際研修が始まると、ロジカルシンキングの基礎を丁寧に追って行くという感じ。ゼロベース思考、ロジックツリー、フレームワーク


で、その合間に実習をするわけです。
ここらへんはさらさらっと、やれます。(日々の業務で慣れてるので)
その後、講師の解答例が紹介され、まぁ、そこそこ近いものが得らていることが確認できます。


で、次のお題に取り組む。まぁ、近い答えになる。


で、その次・・・、今度はかなり違う答え。
うぅむ、なかなか合致しないばかりか、導いた答えと違うものになった。


もちろん、この手の課題に正解はないのですが、お題に対して「筋のいい」答え方をしているかどうかの違いはあります。
講師のほうが、断然、いいものを導いています(当たり前ですが)。


私の答えをよく見直すと、論理的な展開においてはあまり問題はないようでした。
ロジカルな考え方は良いのかも。
では、何が筋を悪くしていたか。


恐らく、「○○という課題を解決する」という目的を中心においていなかったことです。


いやー、こう書くと情けない限りなんですが、MECEだの、ロジックツリーだの、技に溺れるあまりに解決する課題を中心におくという意識が希薄になっていたのですね。


これ、研修のお題だから、間違えたのでしょうか?
日々の仕事においてもやってないかなぁ、と不安になりました。


こういう気づきが得られるのが研修の醍醐味、なんですね。


今日はここまで。