MRにおける個人パラメータの推定

僕が大学にいたころの後半(8年くらい前?)に、比較的大規模サンプルについてMCMC法などを用いて個人別パラメータを推定できる実行環境を知りました。
当時、CRMに興味があったので、おぉこれってスゴイなぁ、と思って、いじった記憶があります。


個別にパラメータを推定する→アクションを起こす技術は、当該技術だけではあまり効果的ではありませんでしたが、周辺技術の整備に伴い、BtoCのWeb系ビジネスで重要な位置を果たすようになりました。
個別の対象にアクセスして、個別の行動に対してアクションする。



僕の領域のマーケティングリサーチはどうかなぁ、と思うのですが、現状機会は大きいとは言えないでしょう。
とはいえ、いくつかの領域において使える余地があるかなぁ、と思います。
上述のような「個別の対象の識別→アクセス」ということはないのですが(綱領に引っかかることもありますし)、ネットモニターの管理であったり、サンプルを人ではなく、商品単位で考えて新規商品に関する推定を行うことなどもできるように思います。
(もちろん前提となるデータが必要ですが。)


僕のしる狭い範囲ではまだ取組みを聞いたことはないのですが、興味があるし、チャレンジをしてみたい領域ではあります。