ソーシャルメディアポリシー

○「何かを禁止するポリシーはダメ」CIOを悩ませるソーシャルメディアポリシー

もし会社や組織が特定のサイトやアクティビティを禁止する必要があるなら、その理由をはっきり明示する義務がある。そうすれば従業員もネガティブな結果を理解し、自分たちの能力を他のものに振り向けるようになるだろう。


記事中のジル・ハーストウォール氏の言葉ですが、この部分の教育は徹底していくことが望ましいと感じています。
昨年くらいから入社してきている人たちは、ソーシャルメディアの扱い方に長けています。
ただし、ソーシャルグラフの範囲は「学校やサークルの仲間内」ぐらいが圧倒的なため、その中でのリテラシーのまま振る舞ってしまう人たちも見受けられます。
公共の場の理解が薄い状況で、迂闊な発言をしてしまうリスク、と言えるでしょうか。
対して、初期の教育や統制する側の知識や危機感が追いついていない感もあります。
これは少し怖いですね。


禁止→どう使うことが望ましいのか、を提示するのは、統制する側の理解と思考が必要です。
リサーチ会社としてもソーシャルメディアを武器として開発部門が考えるだけでなく、管理部門もその理解を深めていくことが喫緊の課題になっていると思います。