データ解析をしてみる(分析編2)|他のデータ比較してみる

昨日のエントリーでM−1グランプリの審査の信頼性を算出しました。


しかし、この信頼性、どの程度のものなのかイマイチ、ピンときません。
(一応、学力テストの一般的な数字は出しましたが。)
急に0.93とか言われても、という感じですよね。


もう少しイメージを明確化するために、他の審査データでの信頼性と比較してみましょう。

M−1グランプリが開催された12月26日、他にも話題を集めた審査競技がありました。
分野は全然違いますけど。。。

ここではジャッジデータが公開されているフィギュアを取り上げて信頼性を評価してみましょう。


データはココにPDF形式で公開されています。


データを開いてみると、上位から選手毎にジャッジシートが記載されています。


現在のフィギュアの得点は技術点と構成点で成り立っています。
そのうち、今回は構成点の評価にフォーカスしたいと思います。


Wekipediaによると構成点は

構成点は演技審判が以下の項目をそれぞれ10点満点、0.25点刻みで評価し、その評価数値に項目ごとの加重を掛けて算出された得点の合計点である。

とのこと。


構成点は以下で構成されています。

  • スケート技術(Skating Skills, 略記号: SS)
  • 要素のつなぎ(Transitions, 略記号: TR)
  • 演技力/遂行力(Performance/Execution, 略記号: PE)
  • 振り付け(Choreography, 略記号: CH)
  • 曲の解釈(Interpretation, 略記号: IN)


次回はこの中のスケート技術評価の信頼性を求めてみましょう。


今日はここまで。