MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ


仕事で「MaaS」という言葉をよく耳にするようになった。


あまり調べもせずに「ウーバーとか、ああいうのでしょ?」と適当な理解でいたのだけど、本書がちょうど出ていたので「ちゃんと理解をしとこう」と手にとる(正確に言うとkindleでポチる)。


本書では0~4段階のMaaSレベル定義(スウェーデンのチームが提唱)を先に提示した上で、先進的にMaaSが進んでいる国の事例や国内動向を広く紹介している。
上述の自分の理解はここでいうMaaSでもなんでもなく、レベルでは0に相当するもの。


情報が統合されるレベル1、予約・支払が統合されるレベル2、提供するサービスが統合されるレベル3、社会全体目標が統合されるレベル4。
日本ではままだレベル1が、進んでいる国ところではレベル3に達している、とのこと。
レベル3の段階では各サービスが統合される≒サブスクリプションサービス化されているということで、この世界になると移動体の「利用」の便益が所有を大きく上回ってくると思う。(とはいえ、所有をする喜びはそれはそれで存在はするはず。)


各国の背景や政府の動き、クルマ生産国であるか否かなど、個別事情がMaaSレベルの移行スピードには大きく影響しそうではある。


ただ、日本を含めて移動体の「所有」「利用」が大きく変わりうる戸口にいることは間違いなく、変わらなかったら変わらなかったで・・・かなりマズイよな・・・と・・・。